2021/04 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.
微エロ妄想さんに25のお題
こちらは、太陽×柚月専用お題です。
お話はすべて、掌編~中編の読みきりになっていますので、お気軽にどうぞ。
お題の性質上、作品の一部に性描写があります(

)。
未成年の方・嫌悪を感じる方は、ご注意ください。
時系列・お題の順序は不同です。
■ たとえば君が知らないあんなこと
1 2
3
4

ホワイトデー、先生はバレンタインのお返しだと言って
あたしに初めてのアンナコトを教えてくれた。(柚月視点)
■ 焦らし
1 2
3 サイト時代、キャラ人気投票2000票時点での柚月の第2位獲得を記念して(?)
リクエストの多かったキリリク「
when I'll be a grown up」の続編。(柚月視点)
■ 蠱惑
1
2 
ねえ、蠱惑って言葉の意味を知ってる? 今の君が、まさにそんな状態。
サイト時代、某サイト様の2周年記念として献上。(太陽視点)
■ 微熱
1
2
3 
こうして平静を装っていても、今もあたしの制服の下では……。
「強制」の続編。太陽がさらに大暴走しておりますので、ご注意を!(柚月視点)
■ 強制
1 2 
サイト時代のキャラ人気投票5000票時点での3位・4位を
太陽・柚月のカップルで獲得記念(?)。
リクエストの多かった「柚月、初めての……」。(太陽視点)
■ 背徳
1 2 卒業式の後で2人が向かったのは……。
For The Moment 後日談。
サイト時代、某サイト様への1周年お祝い品として献上。(柚月視点)
■ クスリ
1 2
3
4 
同期会で、お酒を飲んで帰った先生の、スーツの上着に甘い残り香。
やきもちを妬いて拗ねたあたしに差し出されたものは……。(柚月視点)
■ 目隠し
1 2 3
4
5 
これまでの人生、こんなにドキドキしたバレンタインは初めてだ。
だって今年は、その日を愛する人と迎えることができるのだから。(太陽視点)
■ 形勢逆転
1 2 3
4 
2人で過ごす初めての聖夜、柚月が僕にくれたプレゼントは……。
サイト時代、某年クリスマス企画として限定公開していたもの。(太陽視点)
■ 5秒前
1 2 
「MISAKI」も協賛する舞台のこけら落とし。
せっかくだから一緒にと柚月は言うけど……。
サイト時代、某サイト様への相互リンク記念品として献上。(太陽視点)
■ 拘束
1 2 
明日も学校だから帰らせてと言う柚月と、そんな彼女をまだ帰したくない太陽。
サイト時代、某サイト様への1周年お祝い品として献上。(柚月視点)
■ 突っぱねた腕の弱さ
1 2
3 
ある朝突然、降ってわいた同僚教師との恋の噂。
弁解しようにも、柚月の態度はつれなくて。
やむを得ず、僕が取った手段とは……。(太陽視点)
lovers' quarrel とリンクしています。
■ 白昼堂々
1 2 ひとりでショッピングを楽しんでいた柚月が、ある人と出会って……。
サイト時代、某サイト様へのお祝い品として献上。先方キャラが登場。(柚月視点)
■ キス
1 2 それぞれの教室で行われた学祭の打ち上げに、愛美が思いがけない人を連れてきて。
……ちょっと、これって冗談でしょ?(柚月視点)
■ プレイ
1 2 
学校から帰った僕を迎えてくれたのは、学祭で使うという衣装を着た柚月。
僕を大いに慌てさせたその衣装とは、何を隠そう……。(太陽視点)
■ 衝動
1 2 3
4 
今日の先生は機嫌が悪い。それもどうやらあたしのせいらしい。
先生を不機嫌にさせたあたしの「あんな姿」って……?(柚月視点)
■ 外で
1 2 3
4
5 
花火大会の夜。20年後も、50年後も、僕と一緒にいたいと彼女は言った。
夜に透けそうな白い肌が、虹色の花火に照らされて。(太陽視点)
■ 声
1 2
3 
ある日の放課後、人気のない校舎裏で偶然出くわした僕と柚月。
僕の腿に頭を乗せて甘える彼女は子猫のようで、僕は思わず……。(太陽視点)
■ 愛ある世界
1
2 
太陽と柚月、雨の日のドライブ。
サイト時代、相互リンクサイト様へ100,000HIT御礼として献上。(柚月視点)
■ 骨になるその時まで
1 2 3
4
5 
風邪をひいて熱が出た。ひとりきりでものすごく不安だった。
このまま君に会えなくなったらと思うと、怖くてたまらなかったんだ。(相互視点)
■ 熱帯夜
1 2
3
4
5
6 
GW、先生と初めての海外旅行。行き先はバリ島。
熱帯の暑い夜よりも、熱い吐息を紡いで聴かせて。(柚月視点)
■ 征服欲
1 2 3 4 5
6
7
8 愛しているから、独占したい。閉じ込めたり、鎖に繋いだりはできない君。
ならばせめて僕の愛で君を束縛しよう。(太陽視点)
声 /
愛ある世界 /
熱帯夜 /
キス拘束 / 恋情 /
強制 /
征服欲プレイ / 腕 /
たとえば君が知らないあんなこと /
5秒前微熱 /
焦らし /
目隠し /
クスリ形勢逆転 /
骨になるその時まで /
外で /
衝動突っぱねた腕の弱さ / 羞恥心 /
背徳 /
白昼堂々蠱惑


スポンサーサイト
2012年09月03日 微エロ妄想さんに25のお題 トラックバック:- コメント:0
征服欲 =1=
唐突だけど、僕は本屋が好きだ。
僕自身、本を読むことが好きというのもあるが、こういう場所特有の、新しい紙とインクのにおいに囲まれていると、なんだかとてもホッとする。
以前は、というより柚月と付き合う前は、読書中が1番安らげる時間だった。
それじゃあ今は、というと。
もちろん今でも読書は好きだし、柚月も僕が読書中のときには、無理に構ってもらおうとはせずに、大人しく待っていてくれることが多い。
でも、耳元で彼女のかわいい声を聞いてしまったら。
指先で彼女の柔らかな温もりに触れてしまったら。
本を読むどころの騒ぎじゃない。
そんな時、僕は彼女に夢中なんだなあ、とつくづく思う。
どんなに難解で複雑な定理も数式も、彼女には敵わない。
彼女は、どんなことをしても解けない謎のように不思議な存在。
ココをこうしたらどんな顔をするんだろうとか、どんな声で啼くんだろうとか、そんなことを考えながら、彼女を抱くのだけれど、先が読めないゲームのようで、とても楽しい。
男女の肉体の繋がりというものがこんな風に、毎回新鮮な驚きや歓びをもたらしてくれるものだなんて、僕は知らなかった。
女なんて……何回か抱いて飽きたらお終いって感じに甘く見てたし、実際、僕はずっとそういう関係ばかりを続けてきた。
だけど、彼女ときたら。
抱いても、抱いても、飽き足らない。
彼女の身体を求めることで、満たされて、癒される。
本当に、いつもいつも。
ひとりの女性に対して、いつまでも瑞々しい愛情を抱いていられる自分が、正直言って驚きだった。
僕にとって彼女はもう、空気のように水のように、あって当たり前で、それでいて無くてはならない、という特別な存在になってしまった。
彼女は今、僕をとても必要としてくれているけれど。
それは多分、彼女がまだ幼い子供であるからで。
いつの日か大人になった彼女が、ひとり歩きを望んだら。
そのとき僕は、どう反応するんだろう。
僕の手を離れていく彼女を目の当たりにして、平静でいられる自信が、情けないことに僕にはない。
その日が来る前に、僕自身の手で彼女を壊してしまおうと思ったことすらある。
宝箱の中に大切にしまっておく宝石のように。
鳥かごの中の美しいカナリアのように。
僕の腕の中に、鍵をかけて閉じ込めておきたいと願う。
「……お、っと」
そんなことを考えていて、目当ての本の背表紙を見逃してしまうところだった。
ハードカバーの重い本を取り上げて、パラパラと中を捲る。
中には、難しい数学用語がこれでもかというくらい並んでいる。
家に帰って、ゆっくり読もう。
柚月を抱きたいという欲望に、自分が負けなければ、の話だけど。
苦笑しながら、本を抱えてレジに向かう。
こんな風に、買ったはいいけど読まずに放って置かれている本がたくさんある。
柚月の魅力に勝てるほどの本が、まだないという歴とした証拠。
レジの側には、発売されたばかりの月刊誌や週刊誌が山になって置かれている。
僕はそういうものにあまり興味が無いから、いつもなら素通りしてしまうのだけれど、今日はなぜか気になって足をとめた。
視界の隅に「MISAKI」という文字を見たような気がしたからだ。
柚月の父親、御崎幸太郎が代表取締役社長を務める「MISAKI」は、国内随一の陶器メーカーだ。
そんな日本でも有数の大企業が、スキャンダルやゴシップに、無縁でいられるわけがない。
雑誌を手にした僕は思わず安堵した。
それは、経済動向や各界の動き、世界情勢なんかを扱ったお堅い経済誌で、表紙には、こんな見出しが書かれていた。
「今月の家族の肖像。陶器メーカー『MISAKI』社長・御崎幸太郎氏一家」
なんとなく興味を引かれて、掲載ページを探してみた。
家族の肖像というからには、柚月の写真もあるのだろうし。
特集の1ページ目には、お約束のように御崎幸太郎一家の肖像写真。
御崎自身を中央にして、両側に妻の佐和子と娘の柚月が写っている。
和服姿の柚月を初めて見た。
本当に、匂うような、とでも言うのだろうか。
深緑の地に花を散らした振袖を着て、白っぽい化粧をした柚月は、幼さの残る普段の彼女とは、まるで別人のように美しかった。
次ページからは、「MISAKI」の社歴だとか、経営理念だとか、今後の抱負だとかがつらつらと並べてあって、ところどころに日常のスナップ写真が載っている。
本社ビルの大写し。御崎邸の外観。リビングで談笑する家族。芝生の上でゴルフのクラブを振る御崎幸太郎。茶会で抹茶を嗜む佐和子、などなど。
その中に、柚月の写真も何枚かあった。
庭先で草花と戯れる柚月。
(ああ、柚月の家の庭は下手な日本庭園よりも趣があるのだっけ)
大小の縫いぐるみたちに囲まれて嬉しそうな柚月。
(ああ、柚月の自室には縫いぐるみが溢れているのだっけ)
そして、「MISAKI」のカップ&ソーサーを胸の辺りに掲げ、ニッコリと微笑みながら小首をかしげた柚月。
――なんだ、この写真は。というか、この顔は。
当然ながら、「MISAKI」という企業のイメージ・アップを狙ったいわば販促のための写真なのだろうが、これは販促どころか反則だろうと僕は思った。
それを目にしたどんな男も魅了しないではおかない、甘い微笑み。
カメラマンの腕もあるのかもしれないが、写真の中の柚月は、生身の人間というよりも、妖精か何かの現身(うつせみ)のように儚く見えた。
そう……微笑んでいるのに、なんて儚い。
彼女が目の前から消えて失くなる前に、この腕に捕らえなければと焦るほどに。
たとえカメラのレンズに対してでも、彼女が僕以外の誰かに向かって、こんな微笑を浮かべていたのかと思うと、ムラムラと嫉妬が湧いた。
彼女の全てを――身体も、心も――を征服し得るのは僕だけなのにと思う。
この砂糖菓子のように甘い彼女の微笑みは、僕だけが享受するべきものだ。
これがお堅い経済誌で良かったと、僕は半ば本気で安堵する。
低俗なゴシップ写真週刊誌や、程度の低い男をターゲットにした男性誌に、こんな彼女の写真が掲載されていたら、どうなることか。
読者のあらぬ想像を掻き立てて、とんでもないことになっていたかもしれない。
彼女の身元は容易に割れているのだし、変なヤツに付きまとわれることにもなりかねない。
僕の――そう、僕だけの――柚月が、そんな目に遭うなんて願い下げだ。
そうでなくたって、何千何万部も刷られたこの雑誌を、読んだ見ず知らずの男達に対して、彼女が同じように微笑みかけていると思うだけで、鳥肌が立つ。
こんなことを考えるなんて、馬鹿げていると自分でも思う。
それほど狂わされているということか?
この雑誌の向こう側にいる不特定多数の男達にさえ嫉妬するほどに?
「お客様、お探しのご本がありましたら、お手伝いしますが?」
レジのカウンター越しに店員に声をかけられて、やっと我に帰った。
「あ、いや。これとこれ、お願いします」
慌てて、脇に抱えていた数学の関連書と、手にしていた雑誌をカウンターに置く。
帰ったら、柚月に一言、言ってやらなきゃ。
つづく


2012年09月03日 微エロ妄想さんに25のお題 トラックバック:- コメント:0
征服欲 =2=
「お帰りなさぁ~い」
玄関のドアを開けると、制服に白いエプロンを着けた柚月が駆けて来る。
学校帰りに柚月が僕のマンションに寄って、夕食を作ってくれることも、ほとんど日課になってしまった。
彼女のおかげで、僕の食生活も大幅に改善したと思う。
本当に有難い。
「ご飯の仕度できてるから、早くお風呂入っちゃってね」
僕の腕に腕を絡めて、身体を密着させるようにして話し掛ける。
僕の帰宅を心待ちにしていたのだと、彼女の全身がそう告げる。
今この瞬間、間違いなく僕だけに向けられた彼女の笑顔。
いつも、いつまでも、独占したいと思うのは赦されないことだろうか?
「何買ってきたの? また難しい本?」
柚月が、僕の抱えていた紙包みに気付いて言う。
「うん。難しい本と、あとは雑誌」
「雑誌? なに、なに? 何の雑誌?」
途端に興味津々だ。
僕が読む数学の本にはあんまり興味ないくせに。
「そう。かわいい女の子が載っていたからね、思わず」
僕の返事を聞いて、柚月がきれいな眉を上げる。
「何それ?! エロい本でも買ってきたんじゃないでしょうね? 見せて!」
すごい勢いで僕の手から包みを奪い、勢いに任せてびりびり破る。
大事な本まで破かれやしないかと内心ヒヤヒヤしたけど、そんな子供っぽい焼きもちがかわいくて可笑しくて、ついつい笑ってしまう。
「無いよ!」
「何が?」
「何がって……だから、エロい本!」
「そんなもん、買ってきたって誰が言ったんだよ。僕が買ったのはこれ」
僕が手にした月刊誌を、柚月は胡散臭そうな目で眺めた。
「嘘」
「いや、マジで」
「だってこれ、経済誌だよ? かわいい女の子の写真なんか、載ってるわけないじゃん。どっかに隠してるんでしょ、おとなしく降参して早く出して」
出してって、手まで差し出されても。
「じゃあ、見せてあげようか? 僕が見つけたかわいい子」
僕はペラペラとページを捲って、お目当ての記事を探し出す。
柚月は、怖い顔で僕を睨んだままだ。
「ハイ、これ」
キッチンのカウンターに、開いたページをポンと投げ出した。
柚月が、ガバッと張り付いてそれを見る。
その様子がまた可笑しい。
相手は雑誌だっていうのに。
「……」
「どう? かわいいでしょう」
「……」
「柚月?」
そっぽを向いた横顔が、見る見るうちに赤くなっていく。
この子の、こういう天然なところにも、僕はお手上げ。
「先生の意地悪! もう知らない!」
急いで雑誌を閉じて、僕の方に押付けて寄越したりして。
「ねえ、かわいかったでしょ?」
「知らないもん」
「いつの間に撮ったの、あんな写真?」
「覚えてないよ……3月の始め頃だったんじゃないかなあ」
「ああ、そう」
春休みの前か。
それなら、写真を撮った頃は、まだ僕と柚月はこういう関係にはなってないのだから、なんて考えて、少し安心してしまう僕も相当お目出度い。
それから、ああ、と僕は思い出す。
写真の中の儚げな柚月。
僕は、こんな彼女に会ったことがある。
春休みの初日、校庭の隅で僕を待っていた彼女。
初めて身体を重ねた日、僕の愛撫に咽び泣いた彼女。
傷ついた過去に縛られていた頃の柚月。
僕は、そんな彼女を癒してあげたいと思った。
我ながら、なんて傲慢なことを考えたものだろう。
実際に癒されていたのは、彼女ではなく僕の方だというのに。
「こんな写真、撮ったことも忘れてた。ていうか、なんで先生がこんなの買うのよ?」
あの頃の儚さは、屈託なく笑う彼女の表情のどこにも見当たらない。
「だから、言ったろ。かわいい子が載ってたから思わず買ったって」
「余計な心配して、損した」
「何を心配するんだ、ていうか、妬いてたの?」
「だってぇ……たとえ芸能人でもグラドルでも、あたし以外の女の人のこと、かわいいなんて言って欲しくないんだもん」
「僕的には、柚月以外の女の子は、老若問わず眼中にないんだけどね」
柚月は、右手の小指を立てて、僕の前に差し出す。
「それ、約束してね?」
「うん」
「頭の中で考えるのもNGだからね?」
「うー……うん」
「なんか今、間がなかった?」
「いや、気のせい」
なんか掛け合いの夫婦漫才みたいだ。
「夢もダメ」
「そこまで規制する、普通?」
「普通はしなくても、あたしはするの」
「夢は自分の思い通りにはならないものなんだけどね」
「たとえ夢でも、あたし以外の人の夢なんて見ちゃ嫌なの。それって、きっと深層心理とか無意識のレベルで、あたしじゃない人のこと考えてるからだもん」
「いきなり難しいことを言うね、君は」
いいの、と強い口調で言って、柚月は僕の小指を強引に自分のそれと絡めた。
「約束だからね。破ったら、罰ゲームね」
「罰ゲーム?」
「そ。きちんと反省するまでえっちなし」
そういう発想、どこから出てくるんだ。
「僕は、限界を突破するまでえっちしまくり、とかの方が希望だけど」
「そんなんじゃ、罰にならないよ。先生がヤリたいだけじゃん」
「それにしたって、えっちなし、はちょっと厳しくないか?」
「そんなことないよ」
「いや、僕がじゃないよ。柚月自身が、さ。我慢できるのかなって」
頬から顎までを人差し指で撫でるようにしてなぞり、顔を覗き込むと、柚月はそれこそ完熟のトマトみたいに赤くなった。
「あたし、そんなに淫乱じゃないもん!」
「そうかな? 今もかなりえっちな顔してるけど」
「してない! そんなの先生の気のせい、ていうか、むしろ妄想!」
「僕は、えっちな顔した柚月も色っぽくて好きなんだけどね?」
「……」
柚月は黙ったまま、上目遣いで僕を見る。
唇の端に焦らすようなキスを落とすと、柚月の身体がふるっと震えた。
つづく


2012年09月03日 微エロ妄想さんに25のお題 トラックバック:- コメント:0